サプライズ追加金融緩和により、翳りの見えたアベノミクスへ株高円安を演出したのが2014年10月31日でした。
当時の金融緩和は完全に相場の裏をかきました。
それまで、ドル円レートが105~112円程度だった相場が1か月後には118円台まで円安に動きましたから。
日本株買われてた方は当時の株価の騰がりっぷりにはほくほくだったのではないでしょうか。
(私は日本株取引してなかったので恩恵ほぼなかったですが)
ドル円チャート
(出所:ヤフーファイナンス)
さて、そのサプライズ緩和から約1年が経過しますが、追加緩和期待が再び盛り上がってるようです。
2015年10月30日の緩和予想が約4割になったそうです。
(参考)ロイター記事
日銀が追加緩和を決定 長期国債買い入れ年間80兆円に拡大
ロイター調査:追加緩和、4割超が10月30日を予想 来年1月も3割
・・・て、過半数は追加緩和しないとみてるわけですよね。
ちとミスリーディングを煽りそうなタイトルです。
記事によると1か月前に比べ追加緩和されると予想する人の割合が増えたと主張しています。
しかし、過半数は追加緩和ないと想定しているわけです。
というわけで、予想通りであれば日銀の追加緩和はないだろうということです。
金融政策の打ち手としてはもう打ち切った感あるし、今更追加緩和やったって円安になるかもしれませんが、株価騰がるか?といって積極的に騰がる理由もないと思うんですよね。。
金融緩和ですでにお金はじゃぶじゃぶなのだから、次やるべきはそのお金を使った投資を促すことだと思うのですがね。
政府さんも民間に期待するのはよいですが、それをサポートする施策は打ち出してあげないと。。
追加緩和しないと思ってる分、日銀さんが再度追加緩和やったらサプライズ再来となるのですが。。
さて相場の動きはどうなるでしょう。
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