サラリーマンによる相場の世界の歩き方: タイでのVAT上げ検討されていた

2014年12月4日木曜日

タイでのVAT上げ検討されていた

バンコク週報より

2014/12/2付記事ソムマイ財務相、来年中の付加価値税増税に言及
2014/12/2付記事閣議合意、付加価値税増税を先送り、景気減速を懸念

で、結局Prayuth首相が先送り宣言したようなのですが。
さすが、景気の影響に敏感な情報に対してはすかさずかぶせてきてますね。

軍人あがりの素人政治家とは思えないほど経済感覚のしっかりした人に思えます。

VAT税率を現行の7%から8%へ挙げることを財務省が検討してたそうです。
それに対して首相から増税検討を先送りとコメントがでました。

タイの国内経済が弱いということは十分に認識されているのだとは思います。
しかし、日本とはえらい違いですね。
財務省の強さが。

日本は国民の生活向上や所得向上よりも増税さえできりゃいいって考えが漂っているように思えます。
今回の解散総選挙では、多分勝つであろう自民党では増税延期されるものの増税することが既定路線であるように扱われてますからね。
あ、ミンス党とか維新は延期 or 延期可能性ありの公約になってるのかな？

日本の課題はいかに投資をよびこめる産業を作れるかだと思います。
金融緩和でお金じゃぶじゃぶの状態で事業投資に向かっているとは思えないんですよね。
あと、ばらまき型の公共投資はやめてほしいです。
どんどん借金を減らし、国民が儲けることによる税収増加を目指してほしいものです。

・・・タイとは関係ない愚痴になってしまった・・・・