2014年12月27日土曜日

タイ投資基準変更

タイ投資委員会(BOI:The Board of Investment of Thailand)は、2014年12月、「投資委員会布告第2/2014号・投資奨励の法人及び基準」を公表しました。

新しい基準は2015年1月1日からの投資申請案件に適用されます。

タイへの直接投資に対する税制面の恩典について、対象業種や恩典内容を変更したそうです。

これまではタイの全77都県を3つのゾーンに分けて税制や雇用などの優遇措置を適用してきましたが、そのゾーンが撤廃されるそうです。
恩典が得られる対象業種は、以下2種類に分類されます。
A 経済構造再編に重要
→ 法人税免除、機械・原材料の輸入関税免除
B それほど高度技術を使用しない裾野産業だがサプライチェーンで重要
→ 機械・原材料の輸入関税免除のみ

Aは、航空機製造、電子設計、ソフトウェア開発、クラウドサービス、エネルギーサービス、バイオテクノロジー等が15業種があります。
Bは、ようわかりませんが、これまで法人税免除うけてきた多くの業種がこちらのグループに分類されるそうです。

財政厳しいからとれるところから取っちゃえと思ったのかな?

ソフトウェアなんて輸入関税なんてかからないだろーに、と思うのですが。
サーバやら機器、ソフトを大量に輸入したりするのでしょうか?
ま、データセンタ建設するならあり得るかもですね。
建設するなら、立地を高台にしないと水没してまいます。
あと、予備電源の確保も必要ですね。
もしくは、浸水してもOKな構造にしておくかでしょうが。。。

このような国策によって特典をうける業種というのはねらい目銘柄でしょう。
しかし、SET上場企業にあるのか?

<参考記事>
newsclip.be(タイ、1月から新投資奨励制度 ゾーン制廃止


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