2015年1月31日土曜日

豪ドル弱含み

ここ3か月で豪ドル円はいい感じで弱含みしています。
そろそろ豪ドルロングポジション買いか?・・・と思うのはまだ早い気がします。

豪ドル円でいうとあんまり下落してないようにみえます。
しかし、米ドルに対しては豪ドルは強烈な下げを見せています。
豪ドル米ドルのロングポジションを持つことを検討するのもよいかもしれません。

豪ドルはまだ下げると思いますので、じっくりと時機を待つ相場になりそうです。
順張りでいけば確実に豪ドル売りなんですが。。。
スワップマイナスだからねぇ。。。

しばらく様子見の状況が続きそうです。。。


豪ドル円チャート


豪ドル米ドルチャート

(出所:いずれもヤフーファイナンスより)




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2015年1月29日木曜日

ロシアいっとく?

ロシアは息も絶え絶えではないでしょうか。。。
ウクライナともめて、欧米国家からの経済制裁を受け、そいて資源国にとっては苦しい原油安が襲い掛かってきています。
※経済制裁はユーロの輸出先がなくなるということなので、ユーロにも打撃ではないでしょうが。

当然、ロシアの株式市場も悲惨な状態になっていますが。

そろそろロシア株は買いなのでしょうかね。
あの天下の投資家、Jim Rogers氏もロシア株を薦めていますし。


<参考:財形新聞記事>
ジム・ロジャーズ氏:「流血の時」こそ買い増し、中国とロシア株の買いを推奨

トレードは大きく下がった時に買い、騰がったところで売る。
トレードにおける鉄則ですが、この行動を実行に移すことができるのは一体どれほどいるでしょうね。

でも、折角投入した資金が紙屑になるのもおしいし、、、
葛藤な日々です。

下のチャートは天下のBlackRock社が売り出しているETFですので、倒産のリスクは低いでしょう。
が、採算の取れなくなったETFは償還の憂き目にあうことも覚悟する必要があります。


今は個人的にはロシア系と原油系銘柄に目が離せない状況です。


ERUS(iShares MSCI Russia Capped)チャート
(出所:Yahoo Financeより)




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2015年1月25日日曜日

原油はまだまだ下がるか?

原油価格はここ半年、結構な勢いで下落しています。
巷のニュースでは、
 ・景気の減退
 ・サウジアラビアによる米国のシェールオイル対策
 ・ロシアに対する制裁
  ・・・
というようなことが記事にされています。

私のような一庶民にはことの真相はわかりません。
ですが、非線形力学系における微小な攪乱要因が誰も予想のつかない事象を発生させているようにもみえます。

原油価格の指標を表す、WTI(West Texas Intermediate)の価格推移状況をみてみました。

直近では2014年7月頃から原油価格は急落しています。
下のグラフは2014年12月末迄の情報(多分1か月間の平均価格)ですが、2015年1月23日時点では45ドルまで落ち込んでます。
ということでさらに落ち込んでいますね。

■ 下落率は過去最大レベル(1980年以降で)
今時点だと、移動平均乖離率は-50%にも達するでしょう。
下落率でいうとこれまでで最大規模です。
これまでも何度か大幅な下落もしています。
今回と同じ程度の下落幅は1986年半ば、2008年末にもあります。

これまでの下落の仕方をみると一旦は下げ止まりそうな気配を見せています。
ですが、まだまだ原油価格が下落する可能性もあるでしょう。


■ 原油価格はここ10年近くは高値圏であった
ここ最近では、原油は高値定着な印象ありますが、実はここ10年程度なんです。
2000年は原油価格なんて1 Barrelあたり20-30ドル程度でしたからね。。

そう考えると原油は高値圏から調整されつつある、との見方もあります。
1980年以来の最安値の1 Barrelあたり11ドルまで行ってしまうことはないとは思います。


■ 専門家、産油国はどうみているか
Wall Streetも産油国の中心国家も原油価格は安くなる(安くなった価格が続く)とみているようです。

<ロイター記事>
 ・1バレル=30ドル台後半も、ゴールドマンが価格見通し引き下げ
 ・原油価格、今後数年は100ドル下回る=クウェート国営石油会社
 ・サウジ王子:原油は1バレル=100ドルに戻らず-インタビュー

尚、ゴールドマンサックスさんは1か月前のレポートでは1 Barrel あたり80-85ドルに戻るとは言っているのですがね。
(あくまで中長期的にですが。)
 ・米国エネルギー産業およびMLP市場の今後の見通し


直近では高すぎた原油価格の調整で間違いないはずです。
その後一体どうなるか?
原油価格は低調なままか、それとも再度高価格化の道を歩むのか?

日本から見ると、前者がありがたいですがね。
まぁ、少々様子見の状況ですね。


WTI価格及び移動平均線

WTI価格の移動平均線乖離率
(出所:IMF Primary Commodity Pricesより)



2015年1月24日土曜日

Yingluck前首相、参政権5年間停止


newsclip記事より(前首相の参政権5年間停止 タイ軍政、タクシン派抑えこみに自信


2015年1月23日 Yingluck前政権に対する弾劾決議案の投票がなされました。
結果は既定路線通りの圧倒的多数の可決、とのことです。
賛成が190票、反対が18票だとか。

これによりYingluck氏の参政権が5年間停止されます。
これで軍政は反タクシン派をおさえきれるでしょうか。

タクシン派はバラマキ政策で貧しい地方の票をア妻てます。
貧しい地域からの支援がある限りは、タクシン派の政権からの締め出しは成功しないでしょうね。

軍政による暫定政権も長引くと悪影響出てきそうな気がします。




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配当通知 - CSCO US Jan 2015

米国株のCisco Systems, Inc.(CSCO US)の配当通知が来ました。


権利確定日:2014/1/2
入金予定日:2015/1/23


<Dividend per Share>
0.19 USD(税引前)
0.80 USD(税引後)
※税率28.0%


<Yeild on Cost per Year>
0.75%(税引前)
0.54%(税引後)




2014年の配当額は0.74 USD/shareでした。
2015年1月23日終値ベースの配当利回りは約2.62%です。

ネットワーク機器という、インターネットの根幹をなす技術分野において圧倒的な優位性を持っている企業です。
2000年頃のドットコムバブルで82 USDという高値を付けた後は低調な株価となっています。

が、その分上値を狙える余地はあるのではないでしょうか。
かつてのドットコムバブル時の値を早く上回ってほしいとも思いますが、着実に収益を上げていってほしいです。


評価額:144.25Bドル
2016年7月期の予想PER:12.54
(今期収益ベースのPER:19.19)
EPS:1.47


CSCO 株価チャート
(出所:Yahoo.comのチャート情報を掲載)



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USO US:そろそろ買いのタイミングかな・・・

昨今の原油安にかこつけて便乗しようと、いくつかの資源関連銘柄を物色しているのですが。

このUSO(ETFですが)はそろそろ買いではないだろうかと考えてみたりします。

このETFは2006年ころ設定されました。
一時は120ドルに迫ろうかという勢いをみせたものの、いまやそのわずか15%程度しかない額まで低下しています。

この銘柄を運営する会社であるUnited States Commodity Funds(http://www.unitedstatescommodityfunds.com/)がどれほど安定した会社かよくわからないのですが、上場廃止になることあるのでしょうかね?

原油安は今年の後半あたりでは底を打つといわれているので、そろそろ積立保有するのもありかなと思います。

このETF、まだまだ下げ止まる様子はないですがね。。
私の逆張りとれーどの運命やいかに。


USOチャート
(出所:Yahoo Financeより)



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2015年1月23日金曜日

ユーロ総崩れ

ECBがついに量的緩和を決定したようです。
・・・ということで、2015年1月15日のスイスフランショックに続き、本日も予想通りのユーロ安です。

ユーロ円も、当然、ユーロドルもダダ下がり感満載です。
一気に200pipsくらいいきましたねぇ。。。

当然本日も相場に参戦してません。
今回は、相場に参加する時間は確保できていました。
しかし、大きな動きを起こしそうなのが怖くて、相場には不参加でした。。
・・・まぁ、びびり症なので。

日銀以上の金融緩和ともいわれたりしてるみたいですが、これでユーロ経済は持ち直すのですかね?
ようわかりませんが。。
スイス企業にとってはフラン高の影響を受け苦しい状況になるのでしょう。かつての日本企業のように。

もっとユーロが安くなってきたら、ユーロ買いするのもありかな、と思ったりしています。
金利はつかんでしょうがね。
ユーロ圏への旅行がしやすくなりそうです。

後は最近ユーロ入りした高成長が望めそうな国への投資案件というのも探せればと考えてます。
物事は良い方向に考えればきっとうまくいくはず。。。
まぁ、なんとかなるでしょうか。。


ユーロ円チャート 


ユーロドルチャート
(出所:いずれもヤフーファイナンスより)





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2015年1月22日木曜日

為替は流動性上がってきたか

2015年1月15日に発生した、スイスフランの核弾頭攻撃(こうよんでいます。。)から約1週間が過ぎました。

そして、ユーロは自らの通貨を薄める戦略に出ざるを得ないようです。
ECBのドラギ総裁から約1.1兆ユーロもの(!)金融緩和を提案しました。

2015年1月22日にECBが最終判断をするそうですが、ユーロも日本と同様の資金じゃぶじゃぶ戦術をとることになりそうです。

いろいろな不安要素があるのか、値動きが荒れているようなきがします。
ドル円は1日で2円近く動いたりします。

こういう動きが大きい時に底値買い、高値売りができるとよいのですが。。。
スイスフランの件もあるのでまずは大損しない打ち手をとりたいと思います。。。


米ドル円チャート
(出所:ヤフーファイナンスより)



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2015年1月21日水曜日

XOM USをPUT SHORTしてみた

先日口座を開設したInteractive Brokers LLCで、オプショントレードを始めてみました。
まだオプショントレードのオの字をなぞりかけ、くらいの超初心者なので恐る恐る、なるべく損しないように、と考えてみたトレードのはずですが・・・

トレードの種類としては、PUT SHORTです。
オプショントレードとしては一般的にショートはやってはいけないといわれているのかな?


IB LLCトレード結果画面


PUT(売る権利)を売るということは、誰かが売る権利を持つということ。
つまり、「売る」というオプションを行使されたら必ず買わなければなりません。

オプションを買う場合はプレミアムとよばれる追加費用を払うことで、権利を得ることができます。
そしてポイントはその権利を行使してもしなくてもよいことだと思います。
自分に不利な相場になれば「やっぱ、やーめた」とできるわけですね。
だからその分、「プレミアム」という代価を支払うことになるわけです。

逆にオプションを売るということは、「プレミアム」を受け取れる代わりにオプション購入者が権利行使した際、その取引に応じる「義務」があるわけです。
義務と権利を考えたら、そりゃ義務は重いでしょう。。。

私の場合は、米国株をこの価格だったら買ってもよいなぁと思える価格でPUTを売っています。
もし、PUTの行使価格(+プレミアム・手数料、要はPUT購入者が得する価格)になったら買わねばなりません。
私としてはそもそも購入したかった株が自分の希望価格で、かつプレミアムというおまけまでもらえるという感覚なのでありがとうございます、という感じで考えています。

ちなみに、オプションの有効期限は2016年1月15日です。
長期間です。
オプション取引において、オプションの有効期間が9か月以上あるオプションを、LEAPS(Long-term Equity AnticiPation Securities)と呼ばれているそうです。

XOMの2015年1月20日現在の株価で約91USDです。
50%の下落はあまりないかな?と思いつつのトレードとなります。
・・・もしかすると原油価格暴落の煽りをうけて瞬間的に下がってしまうかもしれませんが。。

ですが、時価総額で世界のトップ10に入る企業の株を50%引きのバーゲンセールで購入できると考えれば安いものではないでしょうか?
XOMが不正会計なんかで市場の信認を失ってしまうとまずいんですがね。。

このオプションの有効期限は1年近くあるのでしばらく放置プレイという感じです。
そうそうここまで株価は下がらないだろうし。


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2015年1月20日火曜日

取引実績 - FX Jan 20 Tue, 2015

2015年最初の収益確定です。
昨年と違い少々出鼻をくじかれた感はありますが。。

直近でスイスフランの大相場がありましたが、大相場あっただけに、コツコツと低リスクで収益を積み上げていきたいと思います。
コツコツとした収益を大きく積み上げる戦法を心掛けたいです。

そして回転率を早くすることを心掛けたいです。
何せ、資金の絶対量が少ないので。。



通貨取引種別数量レート損益
USD/JPY決済売10,000 117.5064,060


2015年損益累計:4,060円
2015年予測損益:74,095円





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2015年1月19日月曜日

米国株 2015年の休場日


DateHoliday
1-Jan, ThuNew Year’s
19-Jan, MonDr. Martin Luther King, Jr.
16-Feb, MonPresident's Day
3-Apr, FriGood Friday
25-May, MonMemorial Day
3-Jul, FriIndependence Day
7-Sep, MonLabor Day
26-Nov, ThuVeteran’s Day
25-Dec, FriChristmas





本日は、Dr. Martin Luther King, Jr.で米国市場は休場日となります。
ということで、今日の米国時間帯相場はきっと静かでしょう。

折角、Interactive Brokersで入金手続きを済ませたことだし、いろいろと取引したかったんですが。
しかたないです。


しかし、米国市場の休場日、年間9日しかありません。
米国の相場は働き者ですね。

ちと日本の市場は休み多いように思います。
本日はおとなしく過ごそうと思います。




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2015年1月18日日曜日

Interactive Brokers LLC口座への送金方法

先日口座を開設したInteractive Brokers LLC口座への入金手段を備忘のためまとめておきます。

<前提>
・円貨建ての送金である。
・CITIBANKを利用する。

少しでも送金手数料を安くするため、CITIBANKの国内口座への振込手続きというのをやりました。
外貨建ての送金だと恐らく海外の口座となります。


<手順>

[1] IB証券での入金通知の作成

・IB証券のウェブページよりアカウントマネジメントへログオンします。
・メニューより入金・出金を選択します。
・選択項目で以下を選択します。
通貨:JPY
取引タイプ:入金
通貨:日本円(JPY)
方法:Wire
・以下情報を入力し続行します。
金額:入金金額
送金元金融機関名(任意)
SWIFT/BICコード(任意)
口座番号(任意)

・送金先の金融機関名、口座番号等の情報が表示されるので情報を保存します。
<送金先情報として表示される情報>
銀行名
銀行の所在地(住所)
銀行口座名義
銀行口座番号

これで入金通知の作成は完了です。
続いて次は海外送金です。







[2] 銀行での送金手続き

IB証券の円建て口座はCITIBANK法人口座として存在します。
CITIBANK法人口座は口座番号が10桁のため、国内銀行による振込み処理ができません。
(単純なシステム的な理由か金融庁の鎖国政策によるものなのかよくわかりません。。)

国内銀行で月○回迄は振込手続き無料、のような振込手続きができなくて、
海外送金扱いになってしまいます。

CITIBANKだけは、同じ国内銀行内口座への振込(送金)ということで、
国内振込手数料レベルで送金が可能です。
※2015年1月時点で315円でした。(多分消費税は5%のままで据え置き)

CITIBANKのサポートに問い合わせると、円貨建て海外送金はオンライン(電話)では受け付けてないようです。
外貨での海外送金であれば、事前に送金先金融機関を登録する必要はあるものの送金手続きはオンラインで実施可能なようですが。

ということで、円貨建てのCITIBANK法人口座への送金手続きは、窓口での手続きもしくは郵送による申込書送付、の二択になります。
CITIBANKは土曜日でも空いている支店が銀座と新宿にあるそうなので、週末しか休みがとれないサラリーマンであっても何とかなります。
時間かかってよければ郵送による申し込み手続きもアリと思います。
(電話で聞いたときは10営業日は必要、と言われCITIBANKの支店を土曜日に訪問することに決めました。)
私は、土曜日にCITIBANK銀行口座へ行き送金手続きを行いました。


CITIBANKの送金手続きでは、シティバンク国内支店向け振込依頼票に必要情報を記載します。
送信先情報として、
・振込先口座番号
・受取人名
・振込金額
あと、備考欄へ以下を必ず記載する必要があります。
・自身の口座名(Uで始まる数字)
・登録した氏名(英語表記)

備考欄への記載が無い場合、Interactive Brokersでの入金確認が遅れてしまうそうです。
引き当て処理は月締め処理のタイミングでやるときしか確認できませんよね。。


CITIBANK受付の方の対応を見ているとかなり慣れた感じだったので(備考にIB証券の口座名記載しろ、とか)、
CITIBANKを利用したInteractive Brokersへ入金を行う人は多いみたいですね。


Interactive Brokersの入金確認は、CITIBANKによる送金処理が完了した日中には対応してもらえるみたいです。
(日本円だからから早いのでしょうかね?)







参考:口座開設手続き

Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その1
Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その2
Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その3





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2015年1月17日土曜日

スイスフラン急騰による日本のFX会社にも余波と証券会社破綻時の資産減少リスク

スイスフランの大暴騰を受け、日本においても影響がでてきました。

■ 概要
alpari UK Limitedが損失過多により破綻しました。

その結果、アルパリジャパンでも以下のような措置が取られました。
・現在のポジションの決済
・入金受付停止
・口座開設受付停止

参考:アルパリジャパンお知らせより


■ 資産の返還はされるのか?
日本においては、FXは完全信託保全となっているので恐らく顧客の資産は返還されるとは思います。
ただし、こちらのページを見ると(http://www.alpari.jp/service/trust/)、資産の全てが返ってくるようには思えないです。

会社が破綻した際には、信託財産の範囲内で返還されると記載があります。
ということは信託財産が保全されなかった場合には戻ってくる金額がなくなる、とまではいかないまでも減るということは十分に考えられると思います。

さらに、ポジションは強制決済されてしまう点も大きなリスク事項となります。
評価損、評価益関わらず決済されてしまうんですよね。
評価益出てりゃよいですが、評価損のまま決済されると厳しいものがありますね。


■ 今回わかったこと
尚、私は初めて知ったのですが、顧客が有効証拠金を上回る損失を被り、かつその顧客が損失をカバーできない場合には、証券会社にその損失が引き継がれることです。
顧客が損失をカバーできない、というのはどんな判断基準なのでしょう。
この発表は2015年1月16日に発表されてますから、スイスフラン暴騰の翌日です。
全財産差し押さえになったりする場合は、ってことなのですかね?
有効証拠金を下回る場合はロスカットを機能させるべきなのですが、きちんと清算できなかったのは証券会社の約定システムにも責任があるということでしょう。




いくら完全信託保全とはいえ、証券会社が破綻してしまうとえらいことになります。
全額戻ってくることはない、と覚悟しておいた方がよいでしょう。
今回、影響のあった通貨はスイスフランで日本のFX会社では取り扱いは少なかったのではないか?と考えています。
このような相場の気紛れにも動じない強固な財務健全性を備えた証券会社を選択する、ということもかなり大事だということがわかりました。


これは決して対岸の火事ではなく、自分にも降りかかってくることだと肝に銘じておくことが大事ですね。
何が起こるか想定さえできれば、あとは冷静に行動すればよいだけですので。。

この教訓を胸に、リスク対策をやっていかねばという思いを強く感じました。




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配当通知 - PM US Jan 2015

米国株のPhilip Morris International, Inc.(PM US)の配当通知が来ました。


権利確定日:2014/12/22
入金予定日:2015/1/15


<Dividend per Share>
1.00 USD(税引前)
0.80 USD(税引後)
※税率20.21%


<Yeild on Cost per Year>
2.35%(税引前)
1.87%(税引後)



PMはMOとほぼ同日に配当の振り込みがありました。
PMの株価は順調とはいえません。
MOと同様に半年前の2014年7月頃この銘柄を保有していますが、現在では評価損になっています。

2014年の配当額は3.88 USD/shareで、年換算配当利回りは約4.79%です。
(2015年1月16日終値ベース)

PMの主要な指標はこんな感じ。
評価額:128.88Bドル
2015年予想PER:14.74
EPS:4.96

PMの業績に将来性はあるのでしょうかね?
タバコ銘柄の一角として頑張ってほしいものです。



PM 株価チャート
(出所:Yahoo.comのチャート情報を掲載)



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配当通知 - MO US Jan 2015

米国株のAltria Group Inc.(MO US)の配当通知が来ました。


権利確定日:2014/12/22
入金予定日:2015/1/14


<Dividend per Share>
0.52 USD(税引前)
0.37 USD(税引後)
※税率28.21%


<Yeild on Cost per Year>
2.44%(税引前)
1.76%(税引後)



MOの株価は順調に騰がっています。
私がこの銘柄を購入したのは半年くらい前の2014年7月です。
そこからじわりじわりと騰がり、購入時から20数%上昇しました。

2014年の配当額は2.00 USD/shareで、年換算配当利回りは約3.77%です。
(2015年1月16日終値ベース)

MOは高配当銘柄ですが、ちと割高に感じる配当利回りですね。
それだけ、米国株が騰がってきているのでしょう。

このような、業績が安定的かつ成長している銘柄を保有していると安心感(特に心の)が出ますね。

直近では株価は騰がり過ぎており、多少割高では?という気もします。

PERは24.48(参照先:Yahoo Finance)となっています。
調整が入って割高感が薄れたら保有数を増やすってのがよいかなと思います。


MO 株価チャート
(出所:Yahoo.comのチャート情報を掲載)



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Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その3

下記投稿の続きです。

Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その1
Interactive Brokers LLCで口座開設してみた その2


■ IBLL口座への入金方法

さて、無事にInteractive Brokersに口座開設はできました。
後は送金手段の確認と実際の送金手続きが残っています。

IBでは基本通貨を指定することができます。
とりあえず私は日本円にしておきました。
取引自体は米国株の取り引きがメインになると思いますが、為替レートを考慮するとまずは日本円で入金することがお得、と判断しました。

[1]日本円でIBへ入金 → IB口座内で外貨へ両替
[2]外貨へ両替 → 外貨をIB口座へ送金

[1]の方だと
・IBへの送金手数料:数百~数千円程度?(額にもよりますが)
・IB内の両替手数料:取引額の0.08-0.2ポイント程度

[2]の方だと
・外貨への両替手数料:TTS(仲値+1円)+手数料
・IB口座へ外貨送金:数千円程度

圧倒的に[2]の方が高いだろうということで。
IBの為替レートはInter Bankの提示値そのままなので、銀行のよくわからない両替レートに比べて圧倒的に明朗会計そう、という点もよいと思います。







送金方法はいろいろとウェブを徘徊して調べてまわったところ以下のことがわかりました。

・IB証券の日本円入金口座はCitibankの日本法人口座への送金である。
・Citibankであれば、数百円程度の手数料で円建て送金可能である。

ということで、Citibank口座開設までしちゃいました。
2015年10月にSMBC信託に統合されているのはわかっていますが、この手数料の安さには変えられません。
Citibankは昔、e-savings口座が無料だったころにも口座開設してたのですが、全く使わなくてクローズしてしまってました。
今は維持手数料月2,000円で50万円の入金があれば維持手数料は無料ということですから、結構維持コストは高いです。。


CitibankでIB証券の口座へ送金する際には以下2通りのようです。
・窓口で手続き
・送金申請書を郵送してもらう(必要事項を記載し変装)

送金申請書の郵送は結構時間がかかる(10営業日)とのことだったので、窓口で手続きすることにしました。
結構面倒くさい。。。
マネーロンダリング発生しないよう、きちんとしたチェック体制を作っているからだとは思いますが。。。
こういうのがあると仮想通貨での取引により簡易・迅速な入金手続きというのを夢見てしまいます。


尚、他銀行調べてみた感じだと以下のような手数料体系になっています。
<新生銀行>
送金手数料:4,000円
※新生プラチナであれば月1回無料

<Goレミット>
送金手数料:2,000円
※円貨の場合は送金額の0.1%(最低1,500円)

<住信SBIネット銀行>
円建ての送金は不可

<三井住友銀行>
送金手数料:4,000円
※SMBCの海外店、連携銀行あては3,500円
関係銀行手数料:2,500円
円為替取扱手数料:送金金額の0.05%(最低2,500円)

上記は海外への円建て送信の場合でした。
国内の海外非居住者円建送金の場合は800円(30,000円以上)で送金できます。
ちなみに、30,000円未満だと600円の手数料です。
SMBCがこれくらいの手数料で提示してくれてるのならわざわざCitibankの口座を開設する必要なかったかもです。。



<三菱東京UFJ銀行>
送金手数料:4,000円
円為替取扱手数料:送金金額の0.05%(最低2,500円)

<みずほ銀行>
送金手数料:5,500円

500万円送金する場合だと、新生銀行だと5,000円(最低額)、SMBC、MUFGは2,500円かかってしまうわけです。
Citibankなき後の送金コストは結構大きくなることを覚悟しておかなければなりません。






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取引実績 - FX Jan 16 Fri, 2015

そろそろ、ドル円の調整も終わるのではないか?とも思いつつ、
ギリシアのユーロ離脱、そして英国のユーロ離脱を考えるとまだまだ相場が安定するのは先なような気もします。

これからは、チャンスがあればポジション整理をしていきたいです。





通貨取引種別数量レート損益
USD/JPY新規買10,000 116.100-




2015年損益累計:0円
2015年予測損益:0円




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2015年1月16日金曜日

歴史的大相場・・・

2015年1月15日はもしかすると、為替市場の大相場として歴史に残るかもしれません。
スイスフランの相場が大幅に変動しちゃいました。

対日本円では20分程度で5,000pips近くも動いてしまいました。

・・・かくいう私は、この時間帯は仕事中で、、、しかもこのような大荒れ相場だっと知ったのは翌日なので。。。
というか、この通貨ペアで取引してなくてよかったです。
1万通貨単位で考えると1単位で50万近くのマイナスです。20枚で1,000万円・・・
追証ならまだまし、強制決済という不名誉な記録が残ってしまっていたかもしれません。

しかしまぁスイス中銀もマーケットの寝首をかくようなことをやってくれるものです。

3日前には中銀副総裁からこんなコメントだしておいて・・・
参考:ロイター記事(スイスフランの対ユーロ上限、今後も金融政策の基礎=中銀副総裁(http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0KL2AW20150112)

その舌の根が乾かないうちに、これだもの。

参考:スイスフラン、再び下落の見通し=中銀総裁(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KO20D20150115)

これじゃだまし討ちに近いきもしますがね。
何か、恐る恐る利上げを打診し、市場のコンセンサスをとろうとするFRBとは大違いです。

こんな大相場になっても乗り切れるような安全マージンをとっておくべき、ということを肝に銘じました。
そして、こんな大相場だからこそ勝負できるようになりたいものです。。。




フラン円15分足チャート



米ドルフラン15分足チャート


ユーロフラン15分足チャート

※出所:どのチャートもヤフーファイナンスより




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