SBIホールディングスがタイでオンライン専業の証券会社を立ち上げます。
SBI Thai Online Securities Company Limitedという会社名で2015年10月16日より営業開始だそうです。
タイ現地のFinansia Syrus Securities Pcl.と合弁だそうです。
株主比率SBIグループが55%保有とのこと。
[以下ニュースリリースより引用]
【SBIタイオンライン証券の株式取引サービスの特徴】
[1] 業界最低水準の手数料
開業3ヵ月のキャンペーン期間はタイ証券業協会が定める標準手数料より90%引き
[2] 簡便な口座開設
口座開設に伴う本人確認手続きおよび書類の発送がタイ全土のセブンイレブンで可能(タイ国籍の顧客のみ)
[3] 多彩な注文機能を搭載
タイ王国のトレーディングツールとして初めてGTD(有効期限が指定可能な売買注文)、及びGTC(注文が約定されるか、注文を自分でキャンセルするまで有効となる売買注文)の注文機能を搭載
[4] 日本水準を満たす高セキュリティ
SBIグループが日本で培った金融取引におけるセキュリティ技術を活用し、日本と同水準の高セキュリティを実現
(SBIホールディングス株式会社ニュースリリースより)
タイ王国初となるインターネット専業証券会社、SBIタイオンライン証券の営業開始のお知らせ
私が一番よさげに思えるのは、[3]の多彩な注文昨日です。
私が利用している証券会社はKT ZMICO Securitiesです。
面倒くさいのは注文の有効期間は1日しかないということなのですよね。
約定しなかった場合は翌日また注文出して、、という面倒なことになります。
あと、成行注文もできないので値が動いているときに「とにかく買いたい・売りたい」って場合は結構面倒くさかったりします。
GTD(Good Till Date)やGTC(Good Till Cancel)ができるのであれば発注作業が大分楽になりそうです。
後は最近懸念されるのがセキュリティ問題ですが[4]の高セキュリティってのもよいですよね。
タイの証券会社の水準は何となくセキュリティレベルがいまいちなような気がしますので。。
[1]で業界最低水準の手数料と謳っていますが、オンライントレードってほぼ各社横並びだったような気がするのですがね。。。
KT ZMICO、Syrusとも手数料ほぼ変わんないっすよね。
<KT ZMICOの株式取引手数料>
(出所:KT ZMICO Securities)
<Syrusの株取引手数料>
(出所:Finansia Syrus Securities PCL)
で、新会社のウェブサイトないの?と思ったらありました。
http://www.sbito.co.th/
・・・何か非常に重いので参照する気が失せるのですが・・・
FacebookやYoutubeにもアカウント作ってますね。
<SBI Thai Onlineのウェブサイト>
(出所:SBI Thai Online Securities)
ところで、日本人(タイ非居住者の日本人)は口座開設を受け付けてくれるのでしょうか?
タイ証券会社の慣習だとOKそうな気がしますが、日本の金融庁から睨まれてるような気がします。
ま、ウェブサイトもタイ語だらけなので(英語ページすらない)ようわからんです。
口座開設できるにせよ、移管は面倒臭そうな気がします。
私の期待としては、SBIの進出に刺激されて他の証券会社のサービス強化につながることです。
しかし、KT ZMICOなんかは日本人向けのサービス提供してくれてたのが、競合になっちゃいそうな気が・・・
ZMICO自体あまり業績よくないのでKT ZMICOのサービス縮小につながらないか少々心配です。
(さすがにつぶれることはないとは思うのですがねー)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿