2014年10月25日土曜日

短期国債金利がマイナス!?

2014年10月23日、財務省が実施した、償還期間3か月の国庫短期証券(短期国債)の平均落札利回りがマイナスだったそうです。
マイナス0.0037%とのことです。


マイナス金利?

自分が貸し手の場合を考えてみましょう。
国債が-1.0%で販売されてたとします。
100円で購入した債券は償還期間を過ぎると99円となって戻ってくることとなります。
理論的に考えるとまぁ、当たり前のことですね。

貸したお金が減って戻ってくる、なんておかしなことなんでしょ。
お金の借主である財務省が儲かってしまうことになりますよ。
・・・が、この国債の買主は誰か?
そう、一番の購入者は日銀さんです。

要するに、国債を買えば買うほど日銀さんのお財布は減っていくことになります。
お金を刷ってるのは日銀さんで、刷ったお金を(実質的に)減らしてるのは日銀さん。

何か非常に無駄な事のように見えます。
てか何か詐欺っぽく見えるのは気のせいでしょうか?


ちなみに、WikiPediaさんによると、史上(といっても近代くらいから?)、
初めてマイナス金利が発生したのはなんと日本のようです。
2003年6月25日、無担保コール市場で発生したそうです。



政府は消費税の10%への増税は経済指標をもとに判断すると謳ってます。
2014年4月より消費税8%になって明らかに景気腰折れしていると思います。
判断基準に照らし合わせれば増税は見送りのはずです。

ですが、残念ながら、消費税10%は何がなんでも決定されるのでしょう。
財務官僚の思惑によって。

日本の経済、どうなることやら。。。



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