2014年10月3日金曜日

Yahooメールが障害により使えない

ここ2~3日使っているYahoo Mailを受信できない事象が発生しました。
1日程度は、特に気になりませんでしたが、さすがに何かおかしいぞ?
と思い始めました。
そして、YahooのWeb Siteを見ると・・・ありました。
障害が起こっていると。
話によると、総数約5000万のYahoo IDのうち約8%の約400万IDが使用不可になっているとのことです。
セキュリティインシデントは発生しておらず、機器の故障が原因ということでした。
まぁ、こんなこともあるよねぇ、、とは思ってましたが。
やはり無料のサービスを使っているのでこういう事象は致し方ないですね。
有料サービス使ってた方でこの障害にあった場合、サービスはどう保障されるのでしょうか。
そのメールは普段、いろいろなもののやりとりに常用してました。
金融機関への問合せになかなか返信がなかったり、FX取引の約定通知が届かなかったのは結構イタかったです。
障害が発生するのは仕方ないとして(無料で使ってるサービスだし)、その後の対応にはまだまだ改善の余地があるのではないでしょうか。

◆初動の報告が遅すぎる
問題発生が9/30(火)9:20であるのにその情報がYahooのWeb Siteで報告されたのが10/1(水)0:00です。
約14時間40分も経過しています。
内部での障害検知はもっと早いタイミングでできてたのではないでしょうか?
恐らく原因調査をしている間に、利用者への報告が遅れてしまったのではないでしょうか?
現場で何とかしなきゃってなったのでしょうかね?
何か問題が発生したらまずは一報する。
化学コンビナート等の向上においてはこの障害発生時の連絡体制が整っています。

◆報告の頻度が空きすぎ
報告の頻度は6時間~半日程度です。
少ないリソースをやりくりしての障害の原因調査や対策の検討等やってらっしゃると思います。
大変なのは同じ業界に属すものとして想像に難くないです。
ですが、だからこそ。
ユーザとのコミュニケーションを頻繁にとってほしいのです。
対策のステップを細かく分割して、どれだけ進んだかを明確にしていち早くユーザと知らせる。
「とにかく頑張ってます」といった曖昧な言葉で具体的な対応状況が見えないのは一番不信感を招くものでしょう。

◆時間通りに報告してくれない
次回報告予定を開示したのであれば、きちんと約束を守ってほしいです。
10分遅れるならまだしも、1時間以上も報告予定自国から遅れることがありました。
例えば、工場の自己とかだったらあり得ないですね。
予定のことができていなくても時間通りにきちんと報告する。
これが誠意ある対応ではないでしょうか。

例えば電力会社や大工場等と比較すると事態の重大さは当然違います。違うのはわかるのですが・・・
やはり、こういうゆるい対応というのはITサービスがまだまだ成熟した産業とは程遠いということでしょう。
ITサービスもYahoo Mailのようなユーザ数が日本国民の半数にも及ぶものはやはり社会インフラと言って差し支えないと思います。
いざというときの障害対策体制はとっておいてほしいものです。
問題が発生した時ほど企業の底時からというものが露見してしまいますので。

明日(10/4)の朝には復旧予定とのことで気長に待つことにしましょう。
この障害を契機としてよりよいサービスの向上につなげてくれることを祈ってます。



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