2014年10月6日月曜日

タイ株調整局面突入か?

ここんところ(といっても1週間強くらいですが)、私の保有銘柄は軟調です。
SETインデックスとともに。
2014年5月のタイ王国陸軍によるクーデータの発動と暫定政権の発足以来、ほぼ順調に値を上げてきました。
(途中7月下旬に調整局面あり)
そして9/26(金)にSET指数が1600.16を記録した後に調整局面に軟調な値動きになっています。
本日(10/6)の値動きなんて、私の保有銘柄は全体的に値下がりの憂き目にあいました。
(PTTは前日比1.65%騰がりましたが♪)
先週末の米国雇用統計の数字は思いのほかよかっただけに、、、なぜでしょう。
って香港の民主化デモが影響してるのでしょう。多分。
9/27(土)頃から香港にて民主化を求めるデモが実施されていますが(2014年10月6日現在も継続)、その中国リスクが直接的な原因でしょう。
大陸から一方的に押し付けられた偽の民主主義に対して、真の民主主義を求める香港市民。
なんとデモの中心は大学生だったとのこと。
やはりいつの時代も若い世代のエネルギーは予想を超えて大きなものになることが多いですね。

・・・話はそれましたが・・・

中国におけるリスクは(そもそもの経済統計にげたはかせてるという疑惑はおいといて)、
やはり中国共産党の存続リスクでしょう。
これと同様のリスクは実は大陸で起こっています。
そう、北京で1989年6月4日に発生した天安門事件です。
当時も民主化を求める学生が発端となっていました。
そして、中国は人民軍という暴力によってその運動を抑え込み、厳格な情報統制のもと
ある程度国民の不満を抑え込むということもできました。
当時と今ではさすがに状況が違いますね。
無理やり力で抑え込もうとすれば、すぐにネットで拡散してしまいます。
そして2010年~2012年にかけてアラブ世界にて発生した、反政府デモや抗議活動(いわゆるアラブの春)にによる政権の転覆、ということも起こってしまいかねません。
ウイグル地区やチベット、ベトナムやフィリピンとも明らかな火種を抱えていますからね。
タイも政治リスク抱えてますが、中国もひとつ運営を間違うと一気に政権が倒されてしまうことにもなりかねませんね。
良い悪いは立場によってあるとは思いますが、経済の面からみると大きな変動要因です。。。

株価が軟調ということは、買い候補として魅力が出てきつつあるということでもあります。
ASEANを中心として、タイの経済はこれから底堅く推移すると思いますので、
もう少し衝動買いしたくなるような価格まで下がってくれるまで様子をみることにします。


(出所:BloomBergのウェブサイトよりSETインデックスのチャート情報を掲載)

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