タイ財務省は、2014年の国内生産伸び率の見通しを引き下げました。
原因は輸出と民間投資の回復が鈍いため、とのことです。
1年前のまだ政局が安定していた時には5.1%の成長予想だったそうです。
尚、財務省が発表した予想は中銀や民間銀行の予想よりも大幅に高く見積もられているそうです。
各所の予想値は下記だそうです。
財務省 :1.7%
中央銀行:1.5%
世界銀行:1.5%
OCBC :0.0~0.5%
OCBCの評価はかなり低いですね。
国の関係者じゃないので(国の体面を気にせず)好き勝手言えるのでしょうが。
今は2014年5月のクーデターによりタイの経済回復が期待されている状態なのかもしれません。
しかし、実体経済自体はまだまだ回復には程遠いという状態なのでしょうか。
それで一旦騰がった株が調整に入っているというシナリオなのですかね。
ASEAN統合が2015年にもAECが創設されることになっています。
その中心的な役割を果たすであろうタイなのですが、まだその期待に応えるような実績は出ていないということですね。
これからに期待しましょう。
出所:ロイター記事より
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