2013年12月18日水曜日

豪ドルスワップの威力

昨日、豪ドルロングポジションの優位性について述べてみましたが、豪ドルスワップでどの程度収益が見込めるか、机上で試算してみました。

<仮定>
資金100万円を投下
レバレッジは10%
豪ドル円のレートは92円
スワップポイントは65円

玉数年間SP想定利率必要証拠金ロスカッ ト
1
23,725
2.37%
92,000
-8.89
2
47,450
4.75%
184,000
46.67
3
71,175
7.12%
276,000
65.19
4
94,900
9.49%
368,000
74.44
5
118,625
11.86%
460,000
80.00
6
142,350
14.24%
552,000
83.70
7
166,075
16.61%
644,000
86.35
8
189,800
18.98%
736,000
88.33
9
213,525
21.35%
828,000
89.88
10
237,250
23.73%
920,000
91.11

※想定利率は年間SPを投下資金の100万円で除した割合となります。
※ロスカットは、単純に評価額が0円になる点を記載しています。
本当はロスカット率30%とかの設定がされているはずですので、
もう少し手前が限界点になるとは思います。

10玉保持なんて実際は不可能でしょうが、多少のリスクを負って5玉を1年保持すると約12%もの収益になります。
12%の高収益は単年度で出すことは可能であったとしても、継続して出し続けることは難しいでしょう。
が、豪ドルスワップが維持される限りはこの利益率をほぼ何もしないで得ることができてしまいます。
低リスクとして1玉しか保持しなかったとしても、2.37%とそこらの銀行の10倍以上の金利を受け取ることができます。
(1玉保持であれば、1豪ドル0円でも評価額0円にならないので実質ほぼノーリスクで優良な定期預金とみなせるでしょう)
リスクとしては、現在どの国も通貨安を指向していること、日本国債が破たんし超インフレになった際の逆ザヤ懸念、というところでしょうか。

数年前は豪ドルスワップ120円とかあったんですがねぇ。。

トレードはリスクが大きいからやらない、という方も、ATM手数料分の利息を得るのに年間多額の貯金しなければならないような銀行とどちらをとるかは一度じっくりと考えた方がよいかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿