2015年7月29日水曜日

モバイル通信業者の詐欺的広告に請願書、多少の違和感も

UQ Wimax2+のサービス名で提供される、UQコミュニケーションズのサービス(広告)について、総務省や消費者庁に請願書が出されたそうです。

(参考)NHK NEWS WEB
「高速モバイル通信 実際には速度制限」国に請願書


モバイル通信業者の提供するサービスについては程度の差こそあれ、かなり誇張されてる部分があると思います。
高速通信使い放題を謳いながら速度制限かけたり、高速通信利用限度を1か月に7GB以内までといいながら3日で1GBの通信料を超過すると速度制限かけたり、勝手に画像データの圧縮をかけたり(かつ強制適用だったり)、、、と。
まぁ、枚挙に暇はないでしょう。

通信業者の詐欺的な広告に対して、利用者の側では集団訴訟を行うという動きが出ています。

まぁ、モバイル通信業界は3台キャリアでトヨタ自動車と肉薄する利益(最終利益)をたたき出しています。
(通信サービス以外でも利益は出てると思いますが)
規制に守られた中で、消費者に高い通信料金を課すことで暴利を貪る・・・
そんな構図が見え隠れすることもあり、モバイル通信業者に対して私は苦々しい思いを持ってました。

ただ、訴訟や、請願書といった活動の話を聞くと少々違和感を感じたりもします。
まぁ、悪く言うとそんな粗悪なサービスに迂闊に登録する消費者も悪いんじゃない??と思うのです。

■サービスの内容をよく読めばわかるんじゃないの?
サービス内容を現場で契約を担当する人(多分バイトの人?)がきちんとサービス内容を理解していないという問題もあると思いますが。。
ぶっちゃけ、契約の主体者である消費者がサービス内容を確認してないんじゃないのか?という疑問を抱いてしまう訳です。
だって、私自身が「これ絶対損(もしくは使いづらい)サービスや」って思うんですもの。

店員さんに、いいように言いくるめられてその場であんまり考えずに契約ってパターン多いんじゃないですかね?
で、後で気づいてしまうとか。。。

規制業界のため代替サービスがなく、何故かクーリングオフの適用もきちっとされない点は問題と思いますが、
懸念事項を事前に確認できたんではないかと。

そんな思いがあります。


■デバイス(iPhone)を実質無料で入手できることに目を奪われて総費用見てないんじゃないの?
目の前においしそうな餌(iPhone等)をぶら下げられて、トータルの費用を考えたうえで計算してるのでしょうか?
速度制限の話とは直接関係ないとは思いますが、今のキャリアの抱き合わせ販売方法は非常に違和感を感じてます。

「iPhone実質無料です~、だから月7,000円以上の通信プラン契約してね」っていう売り方に皆ほいほいのっかり過ぎじゃないかと。
iPhoneは毎年新モデル発売しちゃってます。
1年後にはおふるになっちまうシロモノなんです。
でも通信業者との契約期間は2年間でしょ。
本当に2年間使い続けるのか?と思う訳です。
買い替えた時点で大幅な赤字になっちまうですよ。
(参考記事:ドコモの利用停止を考える

支払う対価に対して享受するサービスが妥当なものか?をきちんと考えているんでしょうか?というのが疑問としてあります。



まぁ、かなり意地悪な言い方をすると契約する側が情弱ではないか?と思ってしまう訳です。
明らかにおかしなサービス内容のものは見向きもしなきゃよいのです。
そうすりゃ、モバイル通信業者なんて契約してもらえない(暴利はむさぼれない)わけですし。
そして、良いサービスを提供する業者には適正な収益が得られる、と。
今のモバイル通信サービスは業者側にいい具合に操られちゃってると思います。
品質が悪かったり、高過ぎるサービスには断じてNo!を突き付けるくらいの力は持っておいてほしいです。(持っておきたいです)
訴訟なんて時間もお金もかかってしまうので、できればそこに持ち込まずに勝負するというのが大事ではないかと。


私自身身内に通信業界勤務者いるわけでなく、別に通信業者の肩を持つわけではないですが、、、
消費者がもっと賢くなれば、もっと世の中よくなるのになぁと思う訳です。。。




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