2015年6月27日頃発表された緊縮財政案受け入れの是非を問うギリシア国民投票ですが、そろそろネタ切れの様相を示してきました。。
そんななか、緊縮財政は嫌だ、でも借金は返済できない、EU債権団が債務返済延長応じてくれない、と何もかも人の所為にするギリシアを代表するツィプラス首相は最後のあがきに出始めました。
(ロイター記事)
ギリシャ首相「経済の死に同意するのか」、国民に緊縮拒否訴え
何か緊縮財政案を受け入れるとギリシア経済は死ぬ、みたいなことをギリシア政府は言ってるみたいですが、、
緊縮財政案を受け入れない時点で経済は終わるってことがわかってないのでしょうか?
銀行は休業、ATMからは1日60ユーロまでしか引き落としできないって、経済は通常運転できてないっすよね。
国民投票後に銀行再開予定と言ってますが、本当にそんなことができるのか??
銀行から預金を引き出せなくなり、生活に困窮するギリシア国民は気付き始めたのではないでしゅか。
※なお、緊縮案受け入れ期限は2015年6月30日なのでもう受け入れ拒否と同じです
ま、どちらにせよギリシア経済潰れることに変わりがありませんがね。
ユーロに留まって経済再建を目指すのか、それとも中国やロシア(もしくはアラブ諸国?)の属国になって経済再建を目指すのかを選ぶということになるでしょう。
大して働きもせず、給料・年金も削らずでのんびり過ごしてきたギリシア国民自身がきちっとツケを払うときがきたってことです。
(ロイター記事)
ギリシャ、投票結果に関係なく苦境=ユーログループ議長
そしてこんな記事も出てきています。
(ロイター記事)
ギリシャの対ユーロ圏債務はデフォルト、EFSFが認定
ギリシャ銀、金融破綻に備え預金者負担を検討=FT
European Financial Stability Facility(EFSF)はデフォルト宣告しちゃいましたね。
ギリシアは債務返済不能ってのはわかってると覆いますが、これって債券を一部放棄せざるを得ないってことを暗にするって言ってるのかな?
ギリシア財務相は否定しているようですが、30%以上のヘアカットが検討されているという報道がなされてますね。
まぁ普通に考えたらやらなあかんでしょう。
政治家はうまく国民を宥めて暴動おこらないようにしないといかんですなぁ。。。
日本も第2次世界大戦後にがっつり預金封鎖やっちゃってますからね。。
預金封鎖の成功例として各国から事例研究されたとかされないとか言われてますが。
そういや亡くなった私の祖母も口癖のように「お金はすぐ二束三文になる」と言ってたのですが、これって預金封鎖の悪影響をモロに被ったってことなのでしょうかね。
とれーだーは、このギリシア問題により引き起こされる相場の動きに注力しないとですね。
資産の減免を避けることと、うまく混乱に乗じて大きく資産を増やせればよいのですが。
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