2015年7月8日水曜日

ギリシアは引き立て役で終わり、ついに中国が話題の中心に!?

借金返せないだの、緊縮財政やイヤだの、もっと金貸してくれだの、ダダコネまくって世間の注目を浴びたギリシアでしたが、、、
そろそろネタとしては影響が小さくなったと思えます。

緊縮財政にNoと言ったものの、でどうすんの?
に対して何ら策がありません。

銀行がいまだに通常営業できないんじゃぁねぇ。。。
ATMからの引出限度が1日60ユーロは継続してるみたいですし。
てかギリシアの銀行て手元資金てまだあるんでしょうか?

「いま現金手元にないからこれで」とか言われてギリシア政府の証文渡されてたりして。。
洒落になりませんな。

非ユーロの政府であれば通貨発行権をもってますのでこまったら通貨をばんばん刷ってしまえば何とかなるでしょうが、ユーロ加盟国は通貨を発行することができません。
ということは手元資金がなくなったらアウト!となってしまいます。
仮に国の経常収支が黒字であったとしても直近で支払うべき資金がないという息切れ状態ですね。

でも、まぁ、ユーロの半島国はぶっつぶれてもグローバルでみると大して影響ありません。

そして、一時は世界の工場として名をはせた世界第一位の人口を有する国家、中国の金融市場がどうしようもない状況になっちゃってます。
まぁ暴落とはいっても、現在の上海株価総合指数は3,507.192(2015年7月8日終値)あるので、まだ1年前に比べて1.5倍も高いんですがね。
なのでまだまだ暴落の途上だと思われます。
ですが、下落している株を下支えするために、様々な対策を施しているようです。

・ 200社以上が売買停止
・ 大手証券が総額1,200億元(約193億ドル?)相当の資金を株式投資に充て市場を下支え
→ 上海総合指数が4,500ポイントを上回るまで売却しないだとか
・ 100社近くもの投資信託会社が株式市場に積極投資
・ 近々IPOを予定した28社が上場取りやめ
・ 大量保有株主の株式売却を半年間禁止
・ 外国機関投資家への10%の企業所得税課税、過去5年にさかのぼりかつ損益通算不可
・ 自社株買い規制を緩和
・ 証券当局が相場宗純の可能性調査に言及

まぁ、いろいろとやっちゃってくれてます。
これはアベノミクス時の黒田バズーカは言うに及ばず、ユーロのドラギショックやサブプライム時のバーナンキ砲を遥かに凌駕した株価下支え策ではないでしょうか。
こんな努力も水泡に帰してる感が否めないですが。。

ギリシアに端を発し、中国へ引火する世界経済(というより金融市場)の暴落が現実のものになるかもしれません。。。

2015年はSell in Mayはないか?と一瞬思ってしまいましたが、やっぱ5月に相場から一旦手を引くべきでしたね。
今、つられて株価が下落している銘柄が結構あったりします。

まだ下落の途上に見えるので下落が一旦落ち着くのをひとまずは指を咥えてみてるという状況がしばらく続きそうな気がします。
大きく勝負するのは少々怖いので、ちびちび押し目拾いをできればと考えてます。

さぁ、この下げトレンドはどこまで続くもんかな?
相場の底を捉えるのは難しいとおみますがいい感じで押し目を拾えればと思います♪

上海総合指数チャート
(出所:Bloomberg)



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