2015年7月3日金曜日

本日のギリシア4

さぁ、混迷っぷりにますます目が離せないギリシアうぉっちんぐです。

(ロイター記事)
ギリシャ国民投票、否決ならユーロ残留理由ない=財務相会合議長

さすが、ユーロ圏の財務省は民主主義発祥の地をリスペクトされていますね。
債権団の財政緊縮案にNoをつきつけるってことは、ユーロにいたくないことだよね、止めないからとっととつぶれちまえということですよね。


まぁでも・・・

(ロイター記事)
ギリシャ国民投票の「問い」、法律上も事実上も無効=欧州委員会

そもそも、2015年7月5日に国民投票しようとしている事案って、、、2015年6月30日までに受け入れれば融資を継続するっていう条件なんですよね。
なので、2015年6月30日迄にギリシアから受け入れるとの回答がなかった時点で、ギリシアは既に見捨てられる準備はできちまってるということでしょう。


デフォルト認定しないIMFは360億ユーロもの巨額支援が必要と言ってるようです。

(ロイター記事)
ギリシャ巨額追加支援、IMFが必要と警告

借金返すために、新たな借金。
これ、借金地獄というやつです。


(ロイター記事)
ギリシャ与党連立相手から4議員が離党、首相の反緊縮に反対

ギリシャ世論調査、緊縮策受け入れ賛成44.8%・反対43.4%

ツィプラス首相の無謀な反緊縮の姿勢に、Noをつきつける方々もおられるようで。
与党から4人が離党だそうです。
さすがにユーロから追い出された後のことを想像すると恐ろしくなったですかね。

新聞の世論調査なんてあてにできないと思いますが、緊縮案受け入れ賛成派が過半数になっているという報道もあります。
ギリシアの庶民も反緊縮という夢物語からようやく目が覚めてきたということでしょうか。


とはいっても。。。

(ロイター記事)
ギリシャ危機、ウクライナ紛争と比べれば小さな問題=独経済相

ユーロのドン、ドイツにからは、ギリシア潰れちまえ、というメッセージが滲み出ております。
ウクライナ紛争によるロシアとの取引停止の方が痛いということですね。
ロシアとの取引はドイツの輸出額の3.3%(※)を占めているのに対して、ギリシアはユーロ圏としてひとくくりにされ数字になっていないです。

(※)(出所:JETRO ドイツ輸出統計より)

ドイツさん、経済絶好調な今があるのもギリシアのようなユーロ弱小国を踏み台にしたおかげでもあるのでしっかりと最後まで看取ってあげてください。

(ロイター記事)
ギリシャと金融分野などで引き続き協力=中国外務省

株価市場の下落が止まらない中国も淡々とギリシアとの接触をしているようですね。
シルクロード構想で考えるとギリシアはユーロへの玄関口になるのでしょうか。
しっかりと中国は触手を伸ばしています。
儲けのにおいに敏感に反応する姿勢は日本人も少しは見習った方がよいのでは?と思います。


2015年7月5日の国民投票の結果次第かもしれませんが、
・ ギリシアはユーロに残留
・ ギリシアは緊縮プログラムは受け入れるものの多少の緩和がなされる
という見方がが大方の予想ですかねー?

そろそろ詰みになりそうなツィプラス政権ですが、半年間ユーロの中で話題を振りまいてくれました。
もう退場してしまってもよいかな?うざいし。


ユーロドルはまだ下げの途中に」いるような気がします。
雇用統計の指標が市場予想より悪かった米国が弱いということもあるとは]思いますが。。。


ユーロドル 日次チャート
(出所:ヤフーファイナンス)



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