2015年7月6日月曜日

本日のギリシア6

2015年7月5日に予定されていたギリシア国民投票がようやく開始されたようで。

(産経ニュース記事)
「国民投票、何の解決にもならない」「責任逃れだ」…賛成・反対とも漂う悲観ムード


投票は現地時間の午後7時に締め切られるそうです。
日本時間だと、2015年7月6日午前1時ですね。

日本時間の早朝(朝6~7時頃?)には大勢が判明するようです。

緊縮財政案への賛成派、反対派どちらが勝っても、ギリシアの茨の道は確定してます。
(緊縮財政案の受け入れ起源2015年6月30日を過ぎてますし)
そして、いずれの結果がでてもツィプラス政権は退陣に追い込まれるんじゃないかな?

賛成多数であれば政府は退陣とどこかのニュースでいってたような気がしますが、
反対多数であっても、国民投票に持ち込まざるを得ないような交渉力の無さは責任ものでしょう。

そこで、しろうとれーだーの私としては、買った場合、負けた場合、それぞれで相場がどのように動くか(動きうるか)を想定しておきたいです。
予想はできないですが、想像できないことに対してはなかなか対処することが難しいですから。

<賛成派が多数の場合>
ギリシアのユーロ離脱懸念が落ち着いたことから、短期的にユーロは強含むのではないでしょうか?
但し、根本的な解決にはなっていません。
ギリシアの借金返済は先延ばししただけですから。
IMFが過去勧告したように、自助努力では解決できないほどの借金を抱えてますから。
(ロイター記事:ギリシャ巨額追加支援、IMFが必要と警告

ギリシアの債務問題はもともとはドイツが尻をぬぐってあげないといけないですからね。
そう考えると、ユーロは一旦落ち着いて高まった後に値を下げるのではないでしょうか。


<反対派が多数の場合>
一時的にユーロは下がるのではないでしょうか。
で、ギリシアがユーロから離脱するかどうかですが、離脱するのであればユーロは強くなること間違いなしです。
だって、よりドイツ中心の経済になってきますから。
そして、第2、第3のギリシアが現れてきます。
ということで、ユーロは徐々に高まっていくと思います。

但し、ギリシアのユーロ離脱というシナリオは無いように思われす。
一応、表立っては誰もギリシアのユーロからの離脱は望んでいませんからね。
ユーロ圏の攪乱を狙っている諸国(IS?ロシア?中国?)がいれば別ですが。

ということで、反対派が多数となった場合は何らかの交渉が再開されるのでは?と思います。
でIMFの勧告にあったように、債務減免といったギリシアへの譲歩が引き出されるのでしょう。

まぁー、こうなるとユーロの値動きはしばらく弱含みそうな気がします。
ドイツの株価指数なんかは下落しちゃうんではないでしょうかね?


・・・なーんて予想はしてみたものの。。
一体どうなるでしょう。


ギリシア問題は単に話題を集めてるだけで、
・ 中国の株価暴落
・ プエルトリコの債務不履行
の2つのニュースの方が世界金融市場においてはインパクトでかいと思われますがね。





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