2015年7月10日金曜日

ドイツよどうしろと?

相場の注目はユーロの矮小半島国から、いまにも虚像が剥がれ落ちようとする大国、中国に向けられています。
かといってギリシアの問題が片付いたわけではありません。

ギリシャ首相か旧財務相か忘れましたが2015年7月5日の国民投票結果をもって勝利宣言してましたが、何か状況は改善したんでしょうかね?
ギリシアの銀行は営業停止期間は2015年7月13日まで延長されてます。
当初の予定を大幅に超過してる銀行、これって既に取り付け騒ぎ勃発直前てことじゃないのか??

まぁ、ギリシャの中で唯一の勝利者は総選挙後にさくっと退任したあの彼(↓)でしょう。
ユーロ債権団に対して言いたい放題、だだこねまくりで揉めた挙句、国民投票での勝利(宣言)と引き際の花道までかざりましたからね。
表向きユーロ債権団との交渉に難ありとか言われてますが、ここで辞めるということきめてたんじゃないか?と思えるほどタイミング良い引き際です。。
このバイクはもしやXJR1300か?

バルファキス元ギリシャ財務相
(出所:Yomiuri Onlineより)


・・・とギリシアのことはおいておいて・・・

そろそろドイツの頑固さにOIOIとつっこみを入れねばならぬ頃でしょうか?


(ロイター記事)
ギリシャ債務軽減の余地わずか、ヘアカットは無理=独財務相

ギリシャ債務のヘアカットは問題外、メルケル独首相が再度表明


債務減免は認めないだと。
そりゃあ、まぁ、貸した側からすると、借金減額なんて認めないというその気持ちはわかります。
さらには、国民投票なんかやられて緊縮財政案にNoまで喰らっちまって、ドイツは面子を潰されていますからね。

そんな状況なのもあり、ギリシアにふざけるな、と思う気持ちもわからないではないです。。。
ただねぇ、、、ドイツももっと大人になったらいいのに。。。

ギリシャは借金返せるわけないのです。。。
2015年6月30日期限だったIMFからの融資は返済できず、7月14日には我が国日本で発行した110億円超の債務償還が迫ってます。
さらに先にも、その先にも借金地獄へどんどん嵌っていっているような状況です。

個人だったら自己破産、法人だったら倒産状態なんですが、一体どうやって借金を返済させるつもりなのでしょうか。
ギリシアのどなたかが発言されてたように経済奴隷になれとでも言ってるのでしょうかね?

ユーロ圏ではユーロの恩恵を一番に受けて経済的にウハウハ絶好調なドイツさんなのだから、ユーロ全体のことを考えた言動をすべきと思うのですがね。
弱小国のほざく戯言を聞き流し、大人な対応として支援の手を差し伸べることをしてやらなきゃいかんと思うのですが。

そういうことせず、型にはめた対応をとろうとしてしまうから、
「我が○○○は世界一ぃぃぃ!!!」と言ってしまうのでしょうな。。シュトロハイム少佐のように。

ユーロの問題を丸く収めるのは、臍を曲げてるドイツさん次第になっちまってますね。
この問題が収まると一旦はユーロが強まるかと思うんですがね。
ですが、ユーロは結局ギリシアの債務を抱え込むことになるので、まぁまた弱まるでしょう。。


しばらくは中国のことをきにしつつ、ギリシア問題を横目にみてるような感じになりそうです。



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