2014年1月26日日曜日

PMI - 購買担当者指数

PMIは、Purchasing Managers' Indexの略です。
日本語では、購買担当者指数とか、製造業購買担当者指数と呼ばれているようです。

景気の先行指標の1つであり、製造業(サービス業を含む場合も有る?)の購買担当者に対してアンケートを実施し、それを指数としてまとめたものです。

50が分岐点で、50を上回ると好況、下回ると景気後退とされています。
また、GDPを数か月(2か月程度?)先行した指標とも言われています。

この指標は世界32か国で調査・報告がされています。

日本では、日本資材管理協会が400以上の製造会社の調査をしています。
米国では、米サプライマネジメント協会が作成。
ユーロ圏では、Markit社が作成。約5,000社の調査をしています。
中国では、2種類のPMIが作成されています。
中国国家統計局・中国物流購買連合会とHSBC社です。
前者は大企業中心、後者は中小企業も含めたものとなっています。

注目されるのは、米国ISM(Institue for Supply Management)の出す製造業PMIが注目されているようですね。
あと、中国のPMIには豪ドルが敏感に反応します。

ただ、企業の担当者のアンケートに基づいて、、、ってそんなに信頼性あるの?
としろうとれーだーの私には思えます。
が、実際にその指標はGDPの先行指標となっているようなので、今でもこんな手法がとられているのでしょうね。。
皆さん忙しい中真面目に回答されてるのでしょうか。。


どーでもよいですが、この3文字略語は、Project Management InstituteやPost Merger Integrationの略など、他の分野でもよく使われている言葉なので、区別が必要でしょう。
まぁ、それほど紛らわしくもないので問題ないか。。。



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