2014年1月3日金曜日

タイ株への資金投下の方針

先日、タイ現地の証券会社で口座を開設しました。
口座を開設していざ、タイの有望株を買うぞ!と思いきや、重大な問題点があります。
それはどんな銘柄を買えばよいか?ということです。

複数国家や複数銘柄へ資金を分散投下する投資信託と違い、タイ一国での株式投資については、リスク分散がほぼできません。
購入する銘柄については十分に吟味の上購入すべきなのでしょう。
ですが、外国人である我々にはその国の習慣や価値観などを理解するのが非常に困難だと思います。
特にタイ語は文字が難しい。。。
ではどうするか。

私のタイ株への資金投下の方針は以下のようにたてたいと考えています。
ある特定の理由で、今後確実に市場規模が大きくなると見込まれる業界の優良銘柄へ継続的に定額で資金を投下していくことを基本的な考え方とする。

その理由としては大きく二つあります。

1. 長期的にみると確実に伸びる市場がある
タイは新興国に位置づけされています。
英語ではEmerging Countryでしょうか。
まだまだ、アメリカ合衆国や西ヨーロッパ各国のように成熟した国家ではないということです。
つまり、成長の余地がある(成長しなければならない)分野が多々あるということです。
交通網であったり、不動産であったり、その国が重点産業(タイだと自動車?)と位置付けていたり。
そういった分野は多少の乱高下はあるにせよ、5年、10年というスパンで見た場合、市場の規模拡大は必然的であり、大いに成長を謳歌できると予想されます。
そういう領域にきっちりと資金を投下しておくことが大事と考えます。

2. ドルコスト平均法により高値掴みのリスクを避け買い単価を下げる
タイの経済規模は、神奈川県よりも少し少ない程度だそうです。
それは、外乱に対して大きく乱高下しやすいということを意味しています。
では、下がった時に買えばいいじゃん、と思うかもしれません。
そう、それは正しいです。が机上の理論になる懸念が高いです。
実際に取引の主体者になればわかりますが、株価が値を下げているときは、まだまだ下がるだろうと思いがちです。
なので本当に底値であったとしても、そこで買うという決断をするのは非常に難しいのです。
底値なんて後でわかるものですので。
実際に、リーマンショック前に自分の取引対象商品を底値で買えたという人は一体いくらいるでしょうか。
豪ドルを50円台で購入して保持し続けておられる方はほぼ皆無に近いのではないでしょうか?
理論的に正しくても感情的に困難なことというのはどうしても起きてしまいます。
それを避けるためにはどうするのか?
手続きを自動化するのです。
例えば毎月1日に1万円とか、そういうルールを決めて定額をつぎ込んでいくのがドルコスト平均法ですね。
株価は上下に変動しながら長期的には価値を上げていく、という前提から外れてしまうと効果ないですが、安値を拾っていくという作戦には非常に有効な手段だと考えています。

5-10年後に大きな実りが得られるよう、継続的、長期的に資金を投下していければとかんがえています。

どの銘柄を選定するか?もじっくり考えねばとは思っています。。。

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