2015年1月4日日曜日

FX 2014年総括


2014年FXトレードの総括をします。

FXにトレーディングにおいて、2014年ほどわかりやすい相場はなかったと思います。(2013年同様)
7~8年前に一世を風靡したMrs. Watanabe(Wiki参照)について言及するメディアもあるなど、円ショート外貨ロングの取引をしていればほぼ間違いなく利益を上げることができました。

<参考記事>
ロイター記事(焦点:ドル買いで存在感みせるミセス・ワタナベ、海外勢と対決構図も
日経新聞記事(110円目前で見事に売り ミセス・ワタナベの手練の裏


ですが、円安一方向への動きが顕著だったこともあり、米ドルで見た資産価値というのは大きく毀損してしまっています。
これから円がインフレに向かうことも考えると2重の負担となる可能性ありますね。。


FXパフォーマンスは年間通算で約294.17%でした。
2014年の収益目標額の大部分をFXで得られたこともあり、私にしては上々だったと思います。
そして何より、勝率(建てたポジションを収益として決済することができた割合)が約95.71%となったので精神的にかなり楽なトレードでした。

ただ焦ってしまって、利益確定や押し目買いが早過ぎた点が反省点です。
うまく相場の波に乗ってれば恐らく今の倍の収益は出せてたのでは?と思えます。
・・・特に2013年以前もしくは2014年年初に建てていたドル円、豪ドル円のロングポジションなんて早すぎる決済でした。。。
まぁ、その分きちんと資金が回転したということにしておこう。。


トレードの中でいくつか試みたこともあります。
・取引数量
2014年は運用資金が大きくなったこともあり、取引数量を1万通貨単位から2-5万通貨単位まで増やしてみることもしてみました。
ですが、今まで1万通貨単位で取引してたものを2万に増やすってのは少々(どころか結構)勇気が必要でした。
例え、実効レバレッジが1倍程度であっても。
私は建玉建てるとき成行注文ではなく指値注文することも多いので、2万通貨を同じ指値で注文、というよりは50pips程度開けて指値注文するといった方が心理的ハードルは低かったです。
ということでしばらくは取引数量は1万通貨単位から変更はないでしょう。

・高金利通貨の取引
いつ暴落するかわからないTRY/JPYをスワップ目的でロングポジション保有をしてしまいました。
2月から保有し始め7月で全決済するまでトータルで12万通貨ほど保有してました。
この通貨、結構円高タイミングで保有してたはずです。
しかし、ウクライナ危機等もあり、日本円に対して意外とトルコリラ安になってくれてしまいました。
そのためしばらく評価損のままでした。
しかも、SBI証券さんですは途中でスワップポイント引き下げてくれるので、持つ価値無ーしという感じでした。

新興国通貨は暴落発生しやすいので、その暴落がいつ発生するかと心配しながら決済タイミングを見計らう日々が続きました。
結果的に損失出さずにすべてのポジションを決済できました。
(年末までポジション持ってればさらに1万通貨あたり約200-300pips程度儲かってましたが。。。)

このような通貨でのスワップ狙い長期ロングポジションはひやひやもんであることがわかりました。。。
次はもうしません。

・ショートポジションでの取引
相場の流れに乗ることを意識して、円安(外貨高)のピークあたりでショートポジションを持つ、そして円高(外貨安)になったらポジション決済ということにチャレンジしました。
が、取引数量を見てもわかる通りほとんど取引できてません。
ショートした29取引のうち約27.6%の8取引で損失出してます。
さらにのこり21取引の収益も大した額ではありません。

単純にこれまでの逆の取引をすればよいのですが心理的な難しさを実感しました。
相場がほぼ一方向にしか動かないという状況だったので仕方ないといえば仕方ないですが。
どんな相場でも収益を上げるトレーダーになるために避けて通れない道だと思いました。



2015年は2014年と違い取引しづらくなると思いますが、また1から収益をコツコツ積み上げていくことをモットーに取り組んでいきたいと思います。





FX 2014年パフォーマンス
※ディーツ法により算出

FX 2014年取引数量及び勝率

※2014年に建て玉を決済したポジションのうち収益となったものの割合を勝率と定義。
スワップポイントも含む
※累計はFX取引を開始以来の集計(2009年より)
※USD/JPYの年初建て玉Longが-0となっているのはExcelの演算誤差と想定(実際は0)










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