サラリーマンによる相場の世界の歩き方: GILD US

2015年5月17日日曜日

GILD US - バイオテクノロジー業界の雄

2014年7月頃より取引を開始した米国株ですが、今後重点的に付き合っていきたい銘柄をメモしておきます。

Healthcare Sector、Biotechnology IndustryのGilead Sciences Inc.（GILD US）です。

既に2013-2014年で爆騰げしてしまったのですが、、、
今後も堅調な業績推移をすることが予測されます。

同社はHIVやC型肝炎の治療薬として有名です。
特にC型肝炎の治療薬である、SOVALDI、HARVONIは他社の競合製品を圧倒しているようです。
そしてその分高い価格で販売し高収益を上げています。

非常にキャッシュリッチな企業になってしまったのでしょうか。
2015年より配当を開始しています。四半期毎に0.43 USD、年間1.72 USDが予定されています。
（2015年5月14日終値ベースで配当利回り約1.57%）
そして、自社株買いを2015年には150億USD分実施するとのことです。
（前年比100億USD増）

配当を開始するということは、安定的にキャッシュが得られるようになったと解釈してよいでしょう。

バイオテクノロジー企業というと、代表的なベンチャー企業の1つで赤字であることが前提と考えてました。
ちと古い時代の思い込みにとらわれてました。

逆に考えると、キャッシュを配当に回すということは、これ以上の投資による成長余力がなくなってきている、という見方もありますが。

今のGILDですが、株価としては割安であると言えると思います。

PERが12.5で予想PERは9.7となっています。（MORNINGSTARより）

S&P500のPERは19.1（予想PER18.5）であることを考えると、50-90%程度株価が騰がってもよいのではないでしょうか。
そこまでいかないにしろ、現在110 USD弱の株価は130-150 USDまで一気に騰がりそうな割安度と考えられます。

既に騰がり始めている銘柄ですが押し目をみては買い増ししていきたいと思います。

GILD 5年間のRevenue、EPS