サラリーマンによる相場の世界の歩き方: YouTubeが音楽配信サービスを開始

2014年11月13日木曜日

YouTubeが音楽配信サービスを開始

Google Inc.（GOOGL:US）は傘下のウェブサービスであるYouTubeが、音楽・動画の配信サービスを開始することを発表しました。

月額10ドルのサブスクリプションサービスだそうです。
日本ではまだ一般的でないように思えますが（多分著作権保護の絡み）、米国では、一般的に利用されているようですね。

サービス名はYouTube Music Key betaだそうです。

過去Googleが2006年9月にYouTubeを買収した際には、その収益性に疑問をもった方々もおられたかと思います。
ですが、今では動画（音楽含め）配信サービスは多くのインターットユーザに受け入れられておりいろいろな会社がYouTubeと類似のサービスを開始しています。

当時のGoogle経営幹部は市場を見極める眼力があったということでしょう。
そのYouTubeがついに有償サービスを開始します。

既に、Google Play MusicやGoogle Play Movie & TVで有償音楽や動画配信サービスを始めていますが、YouTubeと比べるとイマイチ感が否めませんよね。。
Androidには標準で入っていますが、ほとんど使っている人はいないんではないでしょうか？（偏見入ってますが）
逆にAndroidユーザが（iPhone、Windows Phoneユーザ含むモバイルユーザも含めて）YouTubeを使っていない、という人はあまりいないのではないでしょうか？

それほど、インターネットユーザに浸透しているといえます。
YouTubeによると月間ユニークユーザ数（MAU）は10億人以上とのことで、さらに毎月60億時間以上の動画が市長されているとか。
鬼のようなサイトですよね。

かなり前から有償サービス始めると言われてたようですが、どうやら著作権の契約で手こずってたようですね。

まずは、米国、英国、スペイン、ポルトガル、イタリア、アイルランド、フィンランドの7か国で開催されるとのことです。
この有償サブスクリプションサービスへの参画はGoogleは少々遅れているように見えますが、このYouTubeでどれだけシェアを奪いにいけるでしょうか？

競合はスウェーデンのSpotifyなのですかね？
Spotifyは、MAU 5,000万人のうち約25%が有料会員だそうです。

YouTubeも同じ率で有料会員になったと仮定すると、
10USD × 25% × 10億MAU ＝ 25億USD/月の収益となります。
著作権のコストがどれほどかわかりませんが、20%の収益増？（計算間違ってるかな？）

かなりのドル箱に変化しましたね。

今後の動向に要注目です

＜引用元＞
　ITmedia記事：YouTube、有料の音楽ストリーミングサービス「YouTube Music Key」をベータ提供へ
　CNET記事：YouTube、広告なしの有料サービスを数週間中に開始へ──Financial Times報道