2016年1月20日水曜日

壱番屋が悪い・・・のか??

社会問題として、食の安全に関わる不正事件が発生して大変残念に思います。
新興国の食の安全が心配、という前に自国の食の安全にももっと目を見張らないとだめですよね。
(いいものが法外な安値で売られている、ということには何か裏があるわけですよね。)

これまでのデフレマインドを捨てて、「そこそこ(もしくはそれ以下)のものを低価格」から、「良いものを妥当な価格」で得るようにしていかないと健全な発展は見込めないですよね。
自分も、よいものにも妥当な(多額のではんく)対価を払うということをモットーにしていきたいと思います。








(参考ニュース)
ロイター記事:「壱番屋チキンカツ2万枚購入」
産経WEST記事:「早急に全容解明を」岐阜知事
朝日新聞DIGITAL記事:廃棄カツ問題、壱番屋が防止策 混ぜて処分、監視強化

で、ニュース見て感じたのが、この文章の書き方だと、悪者がCoCo壱番屋という誤解を招くんじゃないでしょうかね。
しょーじき、ニュースの見出しを斜め読みする人は、「あのCoCo壱番屋が廃棄食材を転売したの?」と勘違いする人が少なからずいるように思えます。
事実、私は詳細ニュースよく読むまでCoCo壱番屋が悪いと思ってましたし。
悪いのはCoCo壱番屋ではなく、廃棄業者なんでしょ?

産経記事では

岐阜県の古田肇知事は19日の記者会見で、カレーチェーン店「CoCo壱番屋」廃棄した冷凍カツ横流しされた事件に関し「食の安心、安全という生活の大前提に対する信頼を揺るがし、あってはならない。早急に全容解明を進める」と述べた。
※赤字部は筆者による修飾


「CoCo壱番屋」廃棄した冷凍カツ

と、禁断の「が」(助詞)の重複をやってくれちゃってます。
これ読み方によっては主語が「CoCo壱番屋」として解釈されちゃいますよ。
てか、新人の時にこんな意味不明な文章かくんじゃねぇ、とこっぴどく叱られる文書じゃないっすか。

さらに「横流し」の主語にあたる廃棄業者の存在について全く記載がないのも意図的に読み取りを誤らせるような書き方がされてるのではないかと勘ぐってしまいたくなってしまいます。

文章のプロであるはずの報道記者さん、がまさかこんな初歩的な国語のミスをするはずないですよね?
悪意をもった印象操作をしているように見受けられました。
もし、そうでないなら、よぼど文章作成能力が低レベルってことですかね?
まさかそんなことはないと思いますが。

ニュース(報道)ってのは起こった事実を客観的に、解釈に違いのないように伝えるのが使命のはずです。
自分の意見主張されても意味ないし。


また、朝日の記事では(引用はしませんが)、CoCo壱番屋が対応策考えたって報道されておりますが・・・
これも、スリされた方が悪いって論理になってやしませんかね?
当然対策とることは必要と思いますが、まずは本当の悪人である廃棄業者を正すべきではないでしょうかね。


そう思う私は、社会の常識感覚ずれてますかね??
それとも実際はCoCo壱番屋が悪いのだが、大人の事情を読み取れていないだけなのかな?


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