2016年1月3日日曜日

米国株 2015年総括

2015年米国株トレードの総括をします。

株で負けて、オプションで拾うといった感じの取引でした。

現物株については、押し目を拾ってちょこっと高めで売るという作戦がある程度機能していました。
狙って購入した銘柄に関してはほぼプラスで売り切ることができてました。
失敗点は、収益改善が明確になったAlphabet(GOOGL)や、新たなステージに入ったFacebook(FB)の上値をとる前に手放してしまってます。
1年前には超長期で保有して株価の行く末を見てみよう、と考えていただけに少々残念です。。

いくつかCash Secured Putで失敗したものがありました。
基本Far Out the Moneyで売りをして、権利失効を待つという戦術だったのですが、そのいくつかが権利行使されてしまいかなり割高な状態で購入するということになった銘柄ありました。
(このあたりがきちんと損切りできてればねぇ~)

損切りできなかった点が大きな反省点です。
12月には大きく評価損を抱えてる銘柄を損切りしました。
いわゆるTax Loss Sellingというやつです。

まだまだ評価額マイナスの銘柄保有してますので、2016年もどんどん確定利益を出すことができます。
なんてね。

米国株全体としてはうまくいってない状況が続いています。







そしてそのマイナスを補ったのがオプション取引でした。

最初はCash Secured Putから入り、たまにCovered Callやってました。
当初はCash Secured PutでStrike PriceをFar Out the Moneyに設定し、こわごわ売りポジションを持って、SQを迎える迄ホールドというどしろうと丸出しのトレードです。
2015年前半はこれでもまぁよかったのです、どちらかというと米国株は上がり調子だったので。

但し、2015年後半からは苦境でした。
プレミアムの高い(Volatilityの高い)オプションはまぁ、値が下がる下がる。(損失を抱え込む)

Far Out the Moneyで売って、これ絶対失効するやろ、と思ってたPut売りが、いくつかIn the Money(しかもDeep In the Money・・)に入ってきて、権利が執行されたり(高値で買うことになったり)、高値での買い戻しをしたりと、大きな損失につながりました。
きちっとロスカットできてりゃ擦り傷程度で済んでたのですが・・

そして、少々致命的だったのが、この手法は必要証拠金に対して得られるキャッシュの割合が大きくなく、資金効率が悪いことです。
得られる収益は決まっていて、損失は無限大(厳密にいうと、Strike Price分)というのはちと効率性もいまいちかと。

ということで、2015年9月頃から、少し難易度の高い取引に取り組み始めました。
指数オプションのダイアゴナルスプレッドです。
いわゆるブル・プット、ベア・コールと呼ばれる複数の取引を組み合わせた取引です。
さらにブル・プットとベア・コールを組み合わせれば(アイアン・コンドル)、証拠金は2重どりされないのでかなり資金効率があがりました。
ダイアゴナルスプレッドは1取引あたりの収益は証拠金に対して最大で15-20%程度です。
1取引あたり20日程度の保有期間で10%程度の収益が挙げられたとします。
年換算では、0.1÷(20÷365)=18.25%の収益が見込まれます。
ま、世の中そんなに甘くはないんですがね。

オプション取引も基本的には、レバレッジをかけた取引です。
ですので、勝っても負けてもお金はそこそこ大きな額になります。
特にポジション持ったまま、相場のVolatilityが高まると、びびっちまいました。。。
ただ、取引の手法やリスクの程度が大分みえたような気がしますので、2016年からはもう少しうまく取引できるのではないかと思います。



2015年末時点米国株ポートフォリオ保有割合

2015年末時点各銘柄の評価損益率と評価額割合


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