2014年2月17日月曜日

pipとは

為替の世界ではよくpipsという単位でトレードの収益度合を表現します。
pipsはPercent in Pointsの略で、その通貨の最少単位の1%を意味します。

円の取引を考えるときは通貨最小単位は1円なのでその1%である0.01円(1銭)が1pipとなります。
米ドルの場合は、通貨最小単位は1セントなのでその1%である0.01セント、すなわち0.0001ドルが1pipとなります。
日本円はなんとわかりやすいですが、米ドルの1pipは数間違えそうです。。

なぜ、このような単位が使われるようになったのでしょうか?
複数通貨で取引した際の収益の尺度を表すためでしょうか。
例えば、100万円もうかったというのと、100ドルもうかったというのをどちらに対して高い評価をするか?ということになると思います。

金額ベースでの比較になると、どちらかの通貨に換算して比較することになります。
1ドル105円だとすると、100ドル儲かった、という方が収益の額としては多くなります。
逆に2011年ころは1ドル80円台の時代が続いてましたので100万円の方が収益の額が大きくなります。

ですが、最少通貨単位で考えると、どちらも1,000,000pipsで、収益の指標としては同じレベル、という評価になります。
評価の基準としては、為替レートの時価で決まってしまうよりきちんとした基準があった方がその実力が図りやすいでしょう。

トレードの収益の表し方として、値幅をpipsで表し、それに取引通貨量を掛け合わせることになります。


トレード力の向上を考える場合、2つの方向の力を高める必要があるでしょう。

①pipsを大きくする
②1度の取引通貨量を大きくする


日々の値動きの中で、どのタイミングで仕込み、売り抜けるか・・・まずはこれが大事になります。
相場の動きを予測しどれくらいの値幅をとれるかがまずは大事でしょう。

それとともに、②の取引通貨量を大きくすることが高収益トレードへの鍵となります。

私自身、ビビリ症なのでほぼ基本取引通貨単位での取引しかしていません。

稀に10万通貨で取引してれば、、とか思ってしまうときがあります。
しかし、そのボリュームでの取引は怖くてまだできていません。
だって利益(というか損失)の額が一気に10倍になってしまいますので。。。

きちんと相場を読み切れていない、というのとビビリ、そして十分な余裕資金がないのが主要要因なのですが、徐々に大きな取引ができるよう鳴らしていく予定です。


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