2014年2月12日水曜日

タイ株の取引きルール - 税金

株の取引きで収益を上げたり、配当をもらったりすると、当然ですが税金が発生します。
タイでもこれは避けられません。

が、日本よりは投資家にやさしいようです。


◆ 税金

 外国人投資家(多分タイの非居住者)向け税金は以下のようになっています。


収益分類
個人投資家
法人
売却益
0
15%の源泉徴収
配当
10%の源泉徴収
10%の源泉徴収
利息
15%の源泉徴収
15%の源泉徴収

個人の売却益0円、というのは素晴らしいですし、配当の10%も日本と比べたらかなり安く設定してくれています。


◆他国との租税条約

外国人投資家の投資意欲を上げるため、52の国や地域と二重課税(多分脱税も)排除のために租税条約を締結しています。

SETのウェブページによると、52と言いつつ28しか掲載されていません。。。
(ここはマイペンライというとこでしょう)
が、金融鎖国を引きつつある日本と租税条約を結んでいるようには見えませんね。
2009年の情報のようなので最近新たな条約締結をしたのかもしれません。

JETRO(日本貿易振興機構)のウェブページにはタイ・日本間で租税条約締結していると記載がありますね。
法人についての言及ですが。


※画像はSETのウェブページを拝借

◆VAT

付加価値税7%は証券会社に支払が必須です。
まぁ、これは証券会社さんが勝手に引いてくれちゃうのでしょう。


外国人投資家の比率が日本よりも高いタイだけに、外国人の投資を呼び込めるよう最低限の配慮をしてくれているな、と感じます。

日本に住所がある場合は確定申告が少し面倒くさそうですね。

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