2014年9月6日土曜日

豪ドルの行方

豪ドルは2012年の後半から一貫して80円を上回る状態を維持しています。
資源国は通貨高になる、一般に言われているところだと思います。
オーストラリアのお得意様である中国の景気減速が伝えられてもこと通貨においては好調、もとい通貨高を維持しているようにみえます。

豪ドル円の為替相場の動きを眺めてみました。
2009年前半は2008年豪ドル一時的な大暴落の影響を受けていますね。
今思うとなぜあの時に1通貨でもロングポジションを持っておかなかったのか、、と悔やまれます。
当時は豪ドルいつまで下がる!?と気が気ではなかったのだとは思いますが。。

ここ5年近くを振り返ってみると、豪ドルは円に対してかなりの高値圏に来ているといってよいでしょう。
豪ドル高の調整やトレンドの反転が待っているように思えます。
2014/9/5の終値だと97円台です。
歴史的にはかなりの高値です。
で、ここからの戦略をどうするか?
数年単位の中長期な見方だとまだまだ円安になると思います。
日銀の黒田バズーカでじゃぶじゃぶの日本円とうまく付加価値を高められていない日本の通貨が強くなるとはとうてい思えません。

ただし、豪ドルの騰げ過ぎに伴う一時的な調整は直近数か月の単位で発生しそうに思えます。
理想は、現在保持している豪ドルロングポジションをを高値で解消、相場調整中に再度ロングポジションを押し目買いというパターンに持ち込めたらと思います。

・・・とは言っても、豪ドルの景気低迷懸念というのもあるとは思うので、あまり無理はしない方がよいでしょう。


豪ドル円の為替相場、月間終値をグラフ化

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