2015年12月5日土曜日

IMFええんかなぁ・・


シナの世界経済侵食はとどまるところをしらないようです。。
2015年11月末、IMFは中国人民元をSDRとして採用したそうです。


(参考)ロイター記事
IMF、中国人民元のSDR採用方向で準備=関係筋

IMF、人民元のSDR採用を決定


SDRとはSpecial Drawing Rightsの略で日本語では特別引出権と呼ばれています。
SDRは仮想通貨という位置づけでこのSDRと引き換えに他の通貨(米ドル・ユーロ・イギリスポンド・日本円)と交換できる仕組みです。








この枠組みに人民元が加わると、好き放題刷った人民元と引き換えに米ドル(やその他通貨)を手に入れることができます。
あのお札は偽札も大量に出回ってるんでねぇ・・・

ただ、このSDRに採用されたからと言って、通貨発行を自由に行える現在の変動相場制において、
ほぼ何の意味もないとも言われています。

この、SDR自体はニクソンショック以前の通貨流通に対する制約を緩和するために生み出されたものだそうです。
当時、金本位制だった米ドルは金との兌換比率が定められてました。
金は有限しか存在しないわけで、米ドル札を無限に発行するわけにはいきません。
ですが、世界の経済規模が大きくなりより多くの通貨が必要になってしまうと、札束が足りなくなってしまうということです。
不足するドル札を補うためにIMF加盟国内で「ツケ」として別の通貨を利用するための制度だそうです。





なので、米ドルが金(Gold)との兌換をやーめたと言って、好き放題刷り始めることができる現代においてはツケをする必要はないのです。
通貨が足りなきゃ刷っちゃえばいいだけなので。
ただのメンツ?それとも、他国が気付かないSDRの利用法を思いついた?

まさか、偽札刷ってSDRで米ドルもらうアル、という魂胆か??

(参考:中国ビジネスヘッドライン)意外と身近な偽札たち

せっかく刷った新札が今度は偽札と判定されたり。

(参考:BIGLOBEニュース)中国で新紙幣の流通開始 ATMは認識せず、鑑別機も「コレハ偽札デス」


客観的に見ると、かなり規制され管理された通貨である中国人民元は、国際的な通貨として認めちゃいかんでしょ、と思うのですが。
IMFでは全会一致で人民元のSDR採用を決定したそうですよ。
何らかの政治力が働いてるんでしょうな。

巨大なシナ市場を食いものにしようとしてるんでしょうかね、欧米諸国は。
まぁ、私の棲む領域(相場)にあまり関係のないこととは思いますが、だんだんと厚かましさが増してくるアノ国にはやな感じがします。。

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