2014年5月20日火曜日

Martial Law Declared in Thailand

ついにタイで陸軍による戒厳令がしかれました。
日時は2014年5月20日午前3時(現地時間)、対象はタイ王国全土だそうです。

2006年に発生したクーデターの再来か?と一瞬最悪の事態を想定したもの、政府は機能しているとの報道で海外の受け止め方も一応は冷静なのでしょうか?

SETも取引開始と同時に一瞬下げましたが、値をすぐにもどし大きな動きのない(値下がりしましたが)値動きでした。


ただ、個別銘柄を見ると明らかに値下がりしている株があります。
この戒厳令のおかげで(そもそも政治が安定しないのが問題ですが)観光客の足は遠のくでしょう。
そしてタイの主要産業である観光業が不調となります。
それは航空機や空港等もより一層の収益圧迫要因にもなります。

先日チェックしてみたAirports of Thailandの業績下振れも確実でしょう。
確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実!

・・・ということで、AOT:TBは本日約3.6%の下落ですね。

タイの経済は政治問題が落ち着きを見せるまでは停滞を続けるでしょう。
当然、株式市場も軟調でしょう。

しかし、リスクのない国なんてないものですよね。
世界GDP2位の中国はシャドーバンキングによるバブル崩壊の危機にあります。
最近堅調なベトナムは中国と領有権で対立してます。
皆が熱視線を送るミャンマーは乏しいインフラ。


騰がりすぎの金融市場の調整時期ととらえ、割安な銘柄を逃さず投資していきたいものです。

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